片頭痛について②

前回の記事からだいぶ間が空いてしまいました。

今回は片頭痛の原因について書いていきたいと思います。

脳神経外科医の先生の本であったり分子化学研究所の先生など

多くの研究者の執筆した本を読み漁りましたが多くは

「三叉神経血管説」が大部分を占めています。


三叉神経血管説とは…

 

脳の血管周囲には三叉神経という神経が取り巻くように存在しています。

何らかの誘因によって、その三叉神経終末で炎症が起こり神経ペプチドが

放出されることにより血管が刺激され血管が拡張、それらの反応が増幅し片頭痛が

起こると考えられています。

この反応の主役は脳内物質「セロトニン」です。

セロトニンという物質には脳の血管を安定させる作用があるのですが、異常なほど大量に

放出されたセロトニンに反応して、脳血管は一気に縮んで血流が悪くなります。

その後、セロトニンは体内で代謝され、今度は血液中のセロトニンが一気に枯渇してきます。

すると、縮んでいた脳血管が逆に異常に広がって、脳の太い血管の周囲に網目状に

張り巡らされている「三叉神経」が刺激を受けます。

刺激を受けた三叉神経からは、炎症を起こすとされる物質(痛み物質)が放出され、

そのために脳血管が腫れて血管拡張に拍車がかかりますます周りの三叉神経が刺激されて

頭痛が発生するというものです。

 


しかし片頭痛の原因すべてが「三叉神経血管説」ではありません。

片頭痛の原因も症状も十人十色です。

そのためまず大事なのは生活習慣、食習慣を改善して片頭痛体質を改善することだと思います。

片頭痛に限らず健康は栄養、睡眠、生活リズムを見直すだけでも十分改善できます。

特に頭痛持ちの方はマグネシウム、ビタミンB2が不足していると言われています。

もしこのブログを読まれている頭痛持ちの方は自分の食生活を見直してみてください。

 


最後に治療家である私の頭痛についての考えを書いていきたいと思います。

多くの頭痛患者を診る中で共通していることは、ほとんどの方の頸椎がずれています。

頸椎とは首の骨のことで7つの骨で構成されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この頸椎の中には脊髄と呼ばれるとても大切な中枢神経系が通っています。

 

 

 

緊張型頭痛の場合は頸椎の周りに付く筋肉が緊張することによって

頸椎がずれた状態が多いですが、片頭痛の場合にも同じ状態がみられます。

触っているとわかるのですが頸椎が右を向いていたり左を向いていたり

後ろにズレていたりとズレかたは人それぞれです。

この頸椎のズレを改善することで施術を受けた方はスーッと流れる感覚が

あり痛みが取れてくることが多いです。

 

現在の頭痛に対する処置としては鎮痛剤で痛みを抑える対処療法がほとんどです。

ひどいときは薬の飲みすぎによる「薬物乱用頭痛」になっている方も少なくありません。

単に薬で痛みを抑えるだけでなく体の機能的な部分を整えることが根本的な治療の一つだと私は考えます。